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May 22, 2004

born in 1969

実は先日の5月18日は私の誕生日で、だからといって特別どうしたと言う事も無いいつもどおりの誕生日でしたが、自分がまた一つ年を取ったと改めて実感すると共に、『ああ、アレからもう35年も経つんだなぁ』と1969年生まれの人間としては思わずにいられません。

1969年にあった歴史的イベント、『アポロ11号の有人月面着陸』からすでに35年が経とうとしています。正確には月面着陸が行われたのは7月20日なので、あと2ヶ月弱の間があるのですが、私は自分の誕生日の度に、『人類が初めて月に降りたってからもう○○年も経ち、その後ただの一人もその後を受け継ぐ人間のいないまま○○年がたったのだなぁ』と実感させられます。

『自分の生まれた年にこんな事があった』と知る事は、個人の歴史観を左右する要因となり得るのではないかと思います。もちろん自身がその歴史的事実に直接的に関わっている事はまずないわけですが、ただの歴史年表上の事項の一つとしてしか認識しなかったかもしれない出来事が、自分の生まれた年に起きた、と後に知る事により個人にとっても何かしらの意味を持つイベントとなり、自分の生年とそのイベントを中心として歴史を認識するという事はあり得るのではないかと。

そして、私の場合それは『アポロ11号の有人月面着陸』でした。

無論私はかろうじて生まれていましたとは言え、生後二ヶ月の乳児だったので覚えているわけがありませんし、多分TVでもリアルタイムでは見ていないと思います。ただ小学生くらいの時に、自分の生まれた年にそういう歴史的事実があったと知って妙に興奮した覚えがあります。子供の頃の私はかなり本気で「うちゅうせんのうんてんしゅ」になりたいと思っていたらしいし、その後SF好きになったのにも多少の関係があるのかもしれません。学生の頃の私も半分位は本気でミッションスペシャリストの一般公募に応募した事もあります。

ですが、どうやらよほどエポックメイキングな技術的ブレイクスルーが無い限り、今現在こうして地べたを這って生きているサラリーマンでヲタ絵描きの私が、生きている内に宇宙に出て月に降り立つ事はなさそうな情勢です。

だから、せめて、自分の誕生日が来る度に『ああ、アレからもう○○年も経ってしまったんだなぁ』と思わないですむ日が、一年でも早く来るように願わずにいられません。

おりえんたるむーんぷりんせす

民間企業による有人月面基地建設の様子を描いた小川一水さんの近未来SF『第六大陸』から、ヒロインの桃園寺妙(とうえんじ・たえ)
『The Oriental Moon Princess』
以前15,6才くらいのバージョンの絵を描いたので、今回は20歳くらいの絵を。

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