皆さんのところにも各種のスパムメールやウィルスメールが毎日のようにゆんゆん届いているものと思いますが、ご多分に漏れず私のアドレスのメールサーバにも仕事用アドレス個人用アドレス共に毎日確実に二桁の着信があります。メールサーバとローカルでウィルスチェックして、メールソフトにはスパムをフィルタするプラグインを導入しているので、ほとんど煩わされる事は無いのですが、統計調査のためにヘッダだけ受信してサーバ情報などを調べていたところ、英語スパムのsubjectで文法的にも表現的にも意外に面白いモノがあるのに気づいたので、いくつか和訳と一緒に紹介させていただきます。
・例文1
『Spend 40 Bucks For Ur Needed Softwares decide might』
「Buck」は雄鹿を意味する名詞ですが、俗語で一ドル札の意。更に「spend A for B」で「BにA(金額、対価)を費やす」という意味の熟語なので、「Ur Needed Softwares」、「Ur」は「your」の略語なので「あなたが必要としているソフトウェアに40ドル払いなさい」
このままの文章では文末の「decide might」の意味が通じないのですが、これは本来は「You might decide to Spend 40 Bucks For Ur Needed Softwares」という文章を口語的な倒置法で表現したものだと思われます。よって『あなたが必要としているソフトウェアに40ドル支払う事を決めた方が良いですよ』
いやぁ、でもワタシフリーウェアで間に合ってるし?
・例文2
『Stupid Will Only Buy Softwares From Shop, lol occultness.』
「Stupid」は本来形容詞ですがここでは名詞として解釈して「愚か者」
『愚か者は店からばかりソフトウェアを買う』
いかにもオンラインソフトの宣伝スパムらしい文面で、意訳すれば『お店でパッケージソフトを買うのは愚か者だけである』であろうか。ごもっともな部分もあるのだけど、たいがいこの手のスパムで紹介しているのは、正規のパッケージソフトの違法コピーの違法オンライン販売であったりするので、どっちもどっちという気もする。
後半の「lol occultness」の「lol」は英語表記の顔文字で、ムンクの「叫び」を想像してもらえばよろしいかと。「occultness」は「occult・ness」で「オカルト的な」の名詞形。文章としては深い意味は無く、「Oh MY GOOD!」とか「GOODNESS!」のような感嘆の強調表現として用いられるモノと思われる。
『お店でソフトを買うなんて、何て愚かな!((((゚Д゚;)))ガタガタブルブル』みたいな感じだろうか。
・例文3
『Dont Blame Ur Bro Being So Small, Try This Out prenuptial. 』
「Ur」は「your」の略語。同じく「Bro」も「brother」の略語。前半部分を訳すと『あなたの兄弟がそんなに小さい事を責めるな』
後半部分の「prenuptial」は「婚姻前の」という状態を示す形容詞ですが、ここでは時勢を示す副詞と捉えて『結婚する前にこれを試しなさい』
前後を合わせて『あなたの兄弟がそんなに小さい事を責めないで、結婚する前にこれを試しなさい』・・・もちろん兄弟の背が小さい事を気に病んでいるワケではなく「brother」は男性器を表す隠語でもあるので、意訳すると『ナニが小さいからって気にしないで、アレする前にいっぺんコレを試してみそ』ってな意味でしょうか。何を試すんだか。わりと大きなお世話な感じ溢れるスパムである。大きければイイってモノでもねーぞ、このメリケン野郎<偏見
皆さんのところにも、こんなステキスパムが届いていたら、是非お知らせ下さい。
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