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January 31, 2005

ガラスのジェネレーション

10:35PM。残業帰り。
コンビニに寄って何か夜食でも買っていこうかと考えながら車を走らせていると、聴くともなしに聴いていたFMから懐かしい曲が流れ出す。

『ガラスのジェネレーション』

佐野元春。

忘れもしない。
僕が中学生になって初めて買ったレコードがモトハルのこの曲だった。かれこれ四半世紀も昔の曲なので今のワカモノは知らないかもしれないが、『クレイジー・ミッドナイト・カンガルー』で『クレイジー・プリティ・フラミンゴ』なモトハルの初期の名曲だ。名曲だと思う。

レコードもすり切れる程よく聴いたし、今でもCDで時折聴いたりもするが、カラオケなどで声を大にして歌うという事は今まで無かった気がする。三十路も半ばの僕が熱唱するにはいささか気恥ずかしい内容の歌詞だし、そもそもモトハルの歌はキーが合わない。だから今日も鼻歌交じりにボソボソと歌いながら車を走らせていた。

交差点。赤信号。
左折のウィンカーを出しながら左車線に車を停めると、中央の車線に後ろを走っていた車が停まる。何の気なしにそちらに目をやると、その車のドライバー、多分三十代のスーツ姿の男性が、僕とまったく同じ口パクをしている。

目が合う。
ちょっと驚いてから、互いに「ああ」という理解の表情。苦笑い。

信号が青に変わる。
どうしようか迷ったけど、軽く目配せして僕は左折する。彼も口元だけで笑い返して直進する。

頑張れ、御同輩。
「ガラスのジェネレーション」なんて呼べるほど、僕らの世代はキレイでも繊細でもないけれども。

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