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March 14, 2006

阿吽

だいぶ前の話になりますが、昨年の10月に職場の旅行で沖縄に行った時バスガイドさんから聞いた話。

沖縄のお土産として有名なモノの一つに「シーサー(の置物とかストラップとかキーホルダ)」がある。

シーサーは沖縄に伝わる伝説上の幻獣で、その像を民家の屋根や門柱などに据え付けて厄除けとして用いられている。シーサーの像には二種類あって、大きく口を開けた方が雄でその大きな口で福を呼び込み、口を閉じた方の雌は災いを家に入れない、または呼び込んだ福を口から逃がさない役割を持っていると言われている(雌雄が逆の説もあり)。また同系統の幻獣である「狛犬」になぞらえて口を開けた方が「阿」の像、口を閉じた方が「吽」の像と呼ばれている(らしい)。

・参考リンク〔シーサー/Wikipedia

もともと素焼きや漆喰作りであったシーサーの像が民芸品として有名になるにつれ観光客向けのお土産物として様々な商品が生産されるようになったのだが、それらのシーサーも二体セットで生産販売されている物が多い。

ところが、旅行の時のバスガイドさんは、元来沖縄に伝わるシーサーの像は、口を開けた像の一種類しかなく、口を閉じた像が作られるようになったのは、戦後のとある事情からだと言うのだ。

そもそもシーサーの像が土産物として生産販売されるようになったのは、終戦後沖縄に進駐していた米軍やその家族が本国に帰る際に、オリエンタルでエキゾチックなシーサー・スタチューを土産にしたのが始まりで、元々民芸品として作られていたシーサーの像は口を開けた像の一種類のみが土産物として売られていた。しかし、ある日、本国に帰還予定だった基地勤務の米兵ボブ(仮名)が奥さんのキャサリン(仮名)と土産物のシーサーを選んでいたところ、キャサリン(仮名)が、

「なんてエキゾチックなガッジラシーサー・スタチューなの!イッツ・ソー・キュート!アイダホのママにも買って帰りましょう。ボブ(仮名)、あなたはオスのシーサーを買って。私はメスのシーサーを買うわ………え?メスはないですって!?サノバビッチ!女性差別だわ!訴えてやるわ!リメンバー・パールハーバー!これは人権問題よ!イエロー・モンキー!絶対にメスのシーサー・スタチューも作るべきよ!ジャパニーズだかタイワニーズだか知らないけどこれはあなた達の義務よ!ビバ!民主主義!」

と言ったかどうかは分かりませんが、だいたいそんな感じで土産物としてはオスメス両方あった方が喜ばれるとか、二体セットの方が商品価値が増すという事情から、雌の口を閉じたシーサーの像も造られるようになった、らしい。

他にも戦後沖縄の住宅事情が変わるにつれて、屋根に据え置いていたシーサーの像を門柱に置く家が増えたため二体セットの方が都合が良かった事もあり、シーサーの像は雄雌セットで作られるのが一般的になり、沖縄返還後、本土から観光客が訪れるようになる頃にはシーサーの像というのは二体セットで置き、二体セットで売られるモノだという認識になったそうな。

バスガイドさんのガイド・トークなのでどこまで本当か分かりませんが、40代後半と思しきガイドさんの、南方系の遺伝子を色濃く反映した風貌と、呵々と大きく口を開けて笑うある意味神々しい笑顔を見ると、何となく本当っpうわなにをするやm

・オマケ

utd0603014

まこみしーさー。

うんじょいっぺしーさーかーぎやいびーんさぁー。

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Comments

…………
………
……
…えっと。(汗

どこをどう突っ込んで良いのやら。

わたしも思わずウケてしまったので、この憂さはおじいちゃんで晴らすことにします。

Posted by: あまのみしお@美汐.JP | March 15, 2006 12:48 AM

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